あなたは今どちらを選んだらいいのか迷って決められない事はありますか?

こんにちは。荻野夏帆です。

私もついデメリットに目が向きがちで、
せっかく一瞬やる気がわいた直後に
「でも・・・」と不安な気持ちがわいてきて、

次から次へと前に進まない方がいい理由を
考えてしまいがちだったので、その気持ち、よくわかります。

この記事ではそんな私にも効果的だった迷いの断ち切り方を紹介します。

なぜ決められないのか

なぜ迷って決められなくなるのかというと、
自分の中の判断基準がぼやけているからです。

さらに迷って決められない時というのは大抵の場合、葛藤が起きています。

本心では「〇〇したい」と思っているのに、
それをするとよくないことが起こると思いこんでいて
動けなくなっている状態です。

なので判断基準をはっきりさせ、
葛藤をすっきりさせられるとよいですよね。

迷ったときの2つのアプローチ方法

  • 葛藤を取り除く

葛藤を取り除くにはなぜ〇〇したいと思っているのか、
なぜ〇〇をするとよくないことが起こると思っているのか、
その両方の葛藤を作ってる本当の目的を見つけてあげると

ポジティブなエネルギーとネガティブなエネルギーの引っ張り合いがなくなって、
スムーズに行動に移せたり、判断ができるようになります。

  • 判断の指針を見つける

判断基準が分からなくなった時は一度目的に戻ります。

「それは何のため?」と問うことでやろうとしていること、
またはやめようとしていることが本来何のために
そうしようとしているのかという目的を思い出すことができます。

そうすることで、今やろう、またはやめようとしていることが
目的にあっているのかどうか判断できます。

では具体的にはどうすればよいのか説明しますね。

具体的な手順

  • 葛藤を取り除く方法

2つの相反する葛藤していることを書き出します。

たとえば「仕事をしなければいけない」のに「怖くて働けない」。

なぜ仕事をしなければならないのかと思っているのかを
自分に問いかけていったところ、
最終的に「死んでしまうから」という答えに行きついたとしましょう。

次に怖くて働けないのはなぜかを問いかけていくと、
またしても「過労やいじめによるストレスで死んでしまうから」となった場合、
どちらを選んだとしてもよいことがないわけです。

それでは動けなくなるのも当然ですよね。

さてそこからさらに生きていくための方法を探し、
仕事をする以外にないか、仕事をするとしたら適度に働けて、
いじめのない環境に身を置くために、

どんな職種を選んだらいいのか、
どんな働き方を選んだらいいのか、

どんなスキルが必要で何をするべきなのかなどを考えていくと
だんだん突破口が見えてきます。

そうやってどうしたらいいのかが見つかれば
きっと心も軽くなっているでしょう。

  • 判断の指針を見つける方法

さらにもっと大きく自分の在り方を軸にしたい場合は
次の質問を自分にしてみてください。

『人生の中で最も手に入れたいものは何ですか?』

『最も』と言っていますが思いつくだけたくさん書き出してみてください。

そこから優先順位をしぼって最もしっくりくるものに対して
『それが手に入るとどんな気持ちが満たされますか?』

とさらに聞いてみてください。

この質問で出てきた答えは、
あなたが人生の中で手に入れたいと思っている
とても大切な思いではないでしょうか?

なぜならそれを手に入れたい理由はあなたが
過去に体験したもっとも心を動かされた出来事による場合が多いからです。

何が正解という事はありません。

あなたにとってしっくりくるならそれがあなたにとっての正解です。

迷った時は立ち止まったり、両方やってみたり、
誰かに相談したり、方法はいろいろあると思います。

もしかしたら今あなたが迷っているのは、
自分の本心としっくりきていないからなのかもしれません。

自分は何が欲しくて(失いたくなくて)選択を迷っているのか、
そんな視点に立って考えてみるのもいいかもしれませんね。

そして迷っていることと
『人生でもっとも手に入れたい〇〇が叶った時、
自分はどんな気持ちが満たされるのか』を照らし合わせてみると、
選択しやすくなるはずです。

試してみたらこうなった

ちなみに私が初めてこの質問に出会った2009年の記録によると、
当時の『人生の中で最も手に入れたいもの』は

・家族がみんな仲良し
・ニコニコしている
・雰囲気が明るい
・みんなが自然と集まりたくなる
・居場所がある

などでした。

そして『それを手に入れるとどんな気持ちが満たされるのか』は
「生まれてきてよかった!」でした。

そうとわかったら「ほとんどの事はなんでもOKなんじゃん!」と思えました。

あの時に感じた安心感はまるで『無』でした。

成長するにつれて欲しいものは変わっていく事もあるので、
また定期的に自分に聞いてみたいですね。

そしてさらに2022年の私が
もっとも欲しいと思っていることは『信頼』でした。

これも最終的には「生まれてきてよかった!」につながっています。

終わりに

迷った時の人生の指針は実はちゃんと誰もが自分の中に持っています。

最も大切で手に入れたいものがわかれば迷っても方向がわかります。

そんな本来の自分が最も望むものは何なのか、
もしずっと同じところをグルグルしていていつまでも
「どうしたらいいのかわからない!」と迷っているのでしたら
あなたが信頼している第三者の目を取り入れてみてください。

コーチングで普段とは違う質問をされる事で
自分では見えていなかった盲点に気付けますよ。

もしあなたが「迷いを断ち切りたい!」と思っているなら
この質問を試してみてくださいね。