傷つくのが怖い、がっかりされたくない など、相手から嫌われてしまうのが怖くて
本当は人と仲良くなりたいけど 消極的になってしまう という悩みはありますか?

 今日は私がかつて同じように悩んでいた時
何度も読み返して支えにしていた
ある方からのメッセージを あなたにもシェアしたら
お役に立てる部分があるかもしれないと思い
その内容をシェアしたいと思います。


※精神世界とか魂などの感覚が 苦手な場合は不向きかもしれません。

 

お悩み

人と仲良くなるのが苦手なんです。

 

回答メッセージ

あなたが人を嫌な気分にしてしまうのではないかと
思い悩むのはその魂が
「優しさと誠実さを中心において 人々と付き合おうとする姿勢」である
ということを 忘れないでください。

そしてそういう自分を祝福してあげる
ということもぜひ忘れないであげてください。

さて、「人と目線を合わせること」や 「人と接する時に緊張してしまう」というのは
『慣れ』によって随分と解決していく面が 大きいのです。

とはいってもお友達や 職場の人たちといった人々や
頻繁に会う人に対して これから始めようと思っても なかなか難しいでしょう。

『慣れ』というのは繰り返しやればよい というのではなく
「最初にうまくいった」という 小さな成功体験を積むことによって
そしてそれをさらに繰り返すことによって 定着させ、
実際に得意になっていくのです。

失敗してしまったグループに対しては
おそらく何度やっても 努力逆転の法則に陥り
やればやるほど 自信を無くしていくことになるので 辞めておきましょう。

これから出会う美容院、 これから入っていく職場といった
「初めて入る場所」で 「あなたの事をまったく知らない人たち」に対して
とにかく大きな声で元気よく 「こんにちは!」「よろしくお願いします」と
挨拶をすることを心がけてみてください。

そでうまくいかなかったら
また別のグループや新しい場所で これを試してみるのです。

人間というのは不思議なもので
「場」によってお互いのエネルギーを作って
その時の自分の位置関係というのが 作られてしまうことがよくあります。

個人個人の相性だけでなく 全体の中での自分が
どういう位置関係になるのかという 相性のようなものもあるのです。

これは生まれつきのようなものではなく
その場の雰囲気によって作られ 強化されていくもの。

最初にあなたが活発に元気に挨拶すると
相手は「この人は元気で明るい人なんだ」
という印象であなたを見ていきます。

するとそのあとは相手があなたに
「元気で明るい人だと見ているよ」ということを
伝えなくても自然とそこの場所では
あなたは「活発で明るい」という 役割を演じられるようになるのです。

しかし最初の印象で 「とっつきにくい」とか
「びくびくしているな」という風に相手に感じられてしまうと
不本意ながらその後 「びくびくしていてとっつきにくい」 という役を
自然と演じ続けることに なってしまうのです。

現代において人々は
「他人に対して関心がない素振りを それぞれがしている」ということを
どうか知っていてください。

相手もあなたと同じように 人に対して苦手意識を持っていて
「変に思われるんじゃないか」 「傷つける、おこらせるんじゃないか」
あるいはその逆に 「自分が怒ってしまう、傷つけられるのではないか」 と
誰もが内心思っているのです。

あなた自身のスピリチュアルなテーマで言うと
今あなたがこういうことに気付き
そしてそれを変えていこうと 思っていること自体が
あなたが人から与えられるのではなく
「人々に優しいまなざしと力を与える側」に
あなた自身の魂が向かおうとしていることの 表れなのです。

このことを踏まえながら
初対面の人からどんどん練習を積んでいくと
いつの間にか得意になっている自分に
気が付くことができるでしょう。

 

 以上があなたに紹介したかったお悩み相談とメッセージです。

なにかあなたにも響く言葉との出会いがあったなら幸いです。

 

ここからは私の考察ですが
心理学の分野では有名なNLPや交流分析などの視点で見ても
人は場の中でどの役割をすればいいのか
全体を見て瞬時に演じようとする部分がある点や
人は相手の期待に応えようとし

そして 自分が相手に持つイメージの通りに
相手がその役割を維持しようとするように
自分も相手からこんな風に思われているだろう という
自己イメージに合わせようとしてしまうこと とも一致するなぁと感じます。

それほど 人間関係の中で自分がどんなふるまいをして
相手とどんな関係性になるのかを 作り出しているかに
自己イメージというのが影響しているのか その影響力の強さがうかがえます。

例えばもし自分のよいところがわからなかったり
凄い人や高圧的な人の前で委縮してしまう などという癖があるなら
親御さんとの関係を一度 振り返ってみると
特定のタイプの人前での パターン化した自分の反応に 気づいたり
そうなったきっかけが分かると思います。

無意識に反応してしまう 行動パターンを崩すには
まずそのパターンを持っていることに 気付く事。

そして気づいたら そこでどんな信念(思い込み)を作ったのか
それを信じることによって何を得ていたのか ということを言葉にしていくと
今後もその信念を持ち続けるのか 新しい価値観で生きていくのか
選択できる心の余裕が生まれてきます。

子供の時に身に着けた反応パターンが
あなたの今の生きづらさにつながっているのであれば
それはもう今の自分にはサイズが合わなくなってきた サインです。

普段は忘れている過去の記憶を 無理してこじ開けるのは
辛さを伴うこともあるので
安心できる人、場所で 手当てをしてあげてくださいね。