普段生活していていつまでもくすぶったままの感情があって、思い出すのも考えるのも嫌な事ってありませんか?

こんにちは!
ライフコーチのおぎのです。

コーチングスクールに通っていた頃、「気付けば変わる」、「味わえば手放せる」と教わったので、はやく何度も繰り返している嫌なパターンから抜け出したくて、ひたすらネガティブな思いを掘り返していた時期がありました。

それでわかった事は、不快な感情は味わって消える時もあるけど失敗する事もあるという事。

感情を味わってうまく行った時

例えばモヤモヤの原因に「そういう事だったのか!」と納得すると「もういいや!」とその悩みを手放せました。

他にも涙が出てきてひたすら泣いたらすっきりするなんていう反応もありました。

また中には何に反応していたのかを分析して「自分の事を大切にしてもらえなかったと感じて悲しかったんだ」と気付き、「怒るのも仕方なかった」「悲しいのも当たり前だ」「別に自分は悪くなかった」と気づき自分を許せた時執着がなくなる事もありました。

感情を味わっても失敗した時

感情を味わってみたのに結局モヤモヤが消えなかった時を例えるなら持久走。

長距離を走っているとあるタイミングで突然気持ちがよくなるランニングハイって知っていますか?

その直前まではめちゃめちゃ苦しいんですが、ランニングハイになると走っていた苦しさがなくなって気持ちよく流れるように走れるようになります。

子供の頃にランニングハイを目指して持久走に臨んだらハイになる前にゴールして、一番苦しいところで走り終わってしまった経験があります。

苦しさにフォーカスを当てて味わおうとすると時々このような状況が起こります。

そうすると「もう嫌だ!」という気持ちが生まれてきて、それが抵抗感を生んでしまうことでネガティブを味わう事が辛くなってしまいます。

そんな経験からネガティブの扱い方には注意点があるなぁと思ったわけです。

感情を解放するためにはどうやって味わえばよかったのか

悩み(苦しさや辛さの感覚)と問題を分けるには感情を味わう前に一度分離する必要があるんですね。

ポジティブな気持ちは主観的に、ネガティブな気持ちは客観的になるほど、楽しい気持ちは強化され、悲しさや怒りなど辛い気持ちから距離を置くことができます。

客観的になるコツは自分の事を高い位置から、もしくは離れた位置から眺めて「辛いんだな」「悲しいんだな」などと感情を実況中継するイメージを持つことです。

その悩みの最中に自分の周りしか見えないのか、自分の姿も一緒に見えているのかの違いです。

悲しみや憎しみ、怒りなど味わうと辛い気持ちは物理的にも距離を置くほどダメージが薄らぎます。

内部対話(←頭の中で聞いている自分の声の事)を比較するなら「私は悲しい」は主観、「○○は悲しいと感じている」は客観。

ただそこに生まれた感情を眺めて認める作業がこの客観的な言葉です。

こうするとその感情に良し悪しのジャッジが外れ余計な苦しみがなくなります。

嫌な気持ちを俯瞰(ふかん)するワークをやってみよう

ここで一つワークをご紹介します。

体を動かす事によって感じる心や体の感覚の変化を味わってみてください。

このワークは3点の場所を移動して行います。

《やり方》

第1ポジションを現在の自分の立ち位置にします。

第2ポジションを第1ポジションから少し離れた場所に決めます。

第3ポジションは第1、第2ポジションの両方が見えるさらに離れた場所に決めます。

3つのポジションによって三角形を作るイメージです。

①初めにあなたが今最も気になっている嫌な出来事、忘れたい出来事などがあるとします。(初めて一人で行う場合は軽めのテーマを扱ってください。)

②まず第1ポジションでその問題、悩みについて考えます。
そこで感じた事、思った事、見えた事、聞こえた事などを言語化します。(メモを取っても構いません)

③自分と感情をまるで着ぐるみを脱ぎ捨てていくようなつもりで第1ポジションに残して第2ポジションに移動します。
そこから第1ポジションの自分の姿を見て感じる事、思った事、どんな風に見えるかなどを言語化します。

④さらに第2ポジションに②の人とその感情を残したつもりで第3ポジションに移動します。
そこから第1ポジションと第2ポジションの人の姿を見て感じる事、思った事、どんな風に見えるかなどを言語化します。

こうすることでどんどん主観的だった第1ポジションの自分からより客観的な視点で自分の悩みを捉えられる感覚を体感できます。

⑤感情や視点の変化を確かめます。
最後に各ポジションで感じた事を抱えたまま第2ポジション、第1ポジションに戻っていき、初めに掲げた悩みがどのように見えたり感じられるようになったか、その変化を確認します。

こうすることで悩みから抜け出した視点を体験でき、客観的に冷静に判断したりアイデアが生まれたりします。

うまくできるようになってくると、日ごろから自分を高い位置から眺めて客観的に出来事だけを見る事ができるようになってきます。

感情に振り回されやすい、飲み込まれやすいと悩みがちな方に効果的なワークです。

ぜひ、やってみてください。

それでは、また!